生きる速度

きっと生きる速度を間違った。メンヘラかもしれない。

うまくいかないもんだ

 世の中やっぱりうまくいかないことが多い。先週、某出会い系アプリでついにデートすることに成功した。とても楽しみにして行ったのだけれど、簡単に言えば好みの顔じゃなかった。しかしそれとて出会ってしまったからにはデートしなければならないわけで、僕のテンションは天から地に落ちた。それでも実はかわいいんじゃないかと思い込もうとしたけど、僕は世界を歪ませることなんてできない。変わらない現実を突きつけられデートははじまった。

 初対面の人をぞんざいに扱えるほど、僕の肝っ玉は座っていない(なんならついさっきまで浮足立っていた)ので、デート中はしっかり男として振る舞えたと思う。いっぱいお話もしたし、聞きもした。昼ごはんのお金も出した。気を使った。相手の子からまたどこか行きましょう、と帰り際に言われ、LINEでも言われた。そう考えると久々のデートにしては及第点は取れたと思う。でも、思い返すと相手は僕のこと褒めてくれたけど、僕はたぶん一度も相手のことを褒めなかったような気がする。きっと僕が相手に興味がないことは気づかないだけで、色々なとこに出ていただろう。こういう些細なところを知っておくことも、世渡りしていく上ではきっと大事だ。うまく生きていくにはきっとたくさんの経験が必要なのだろうから、今回のこともポジティブに捉えたい。

 いつかまた本気で好きな人ができたときに、うまくエスコートできるように生きていかなければならない。うまくいかないことから逃げてしまった人生だったが、なにか見つけてみんな生きているのだろう。デートで見た雨に打たれる紫陽花が綺麗だったことも見つけられた小さな幸せだ。

むずかしさ

 デートに行くと言ったからには、デートに行ってどうなったか書く義務があるだろう。気にしている人などいないかもしれないが、その義務は果たそう。

 まずはじめに結局デートには行っていない。一応、向こうから行こうと言ってきたのだが向こうから風邪ひいたなどと来たのだから、僕も無理に行こうとは言えない。恐らく風邪は嘘なのだと思う。しかし、デートに至る過程で僕に至らないところがあったのだ。そもそも相手に土曜に行くか!と言われて、明日行く(笑)みたいなことも言っていたのだから、即決して次の日に行くべきだったと今は考えている。ゼミが・・・などと言っている場合じゃなかったのだ。一週間は経つ間に色々考えてしまうのだろう。あとはもう少し行く場所をパパっと決めるべきだったかもしれない。少し時間を掛け過ぎた気がしている。正解などは分からないが、今回の反省点はこの2つだ。ぜひ次回に活かしてデートをしたいと思う。ちなみにだが、今回のことではあまりヘラっていない。半日テンションが下がっていたくらいで、寝たら治ったのだ。睡眠は素晴らしい。

 夏までに彼女を作るという目標を成し遂げるため、もう少しアクティブな人間にならなくてはいけない。ゆったり生きていると色んなものを失うということは27年間で学んだ数少ないことの1つだ。

捨てたもんじゃない

 ゴールデンウィークは結局休みもなく終わってからも毎日大学に行っていたが、今日は光回線工事もあり、久々に休めた。買っていたけれど、そのままになっていた机や椅子を組み立てダンボール生活とはおさらばだ。椅子に机、それにインターネット、人間らしい生活ができるってものだ。

 話は変わるが、一ヶ月くらい前に某マッチングアプリに登録した。それは少し前に書いたが、どうやら来週末に食事に行くことになりそうだ。こんなアプリも捨てたもんじゃない。しかしながら、デートなんてものは久々なので少し緊張してしまう。

 再来週にはゼミがあるのでデートなんてしている場合じゃないが、しかし男なのでこれはどうしようもない。ゼミの準備に授業にPythonの勉強、それに組み立てた環境制御系の管理もある。世の人々はこんな速度で生きているのだろうか。

ゴールデンウィーク

 新居の回線工事がまだ終わっておらず、レンタルWiFiで日々を凌いでいる。しかし、それにも限界が来るもので128Kbps制限というものをはじめてくらった。こいつがなかなか曲者で検索サイトですらすぐには表示されない。ブログを書かなかった言い訳はこれくらいにしておこう。

 世間ではゴールデンウィークがはじまっているが、僕に休みはどうやらないようだ。なんだかんだ土日も大学にいるし、今週末もそうなりそうだ。大学院生なのだしそんなもんだと思うが、夜遅くに家に帰ってくるとすごく虚しい気持ちになる。不思議なものだ。自分のしたいことをするために行っているのというのに、とても辛くなってくる。もしかするとあまり好きなことでもなかったのかもしれない。それでもあと2年は付き合っていく必要があるのだ。

 定期的に自分を見失い、何がやりたいのか分からなくなる人間であるが、プログラミングというものはどうやら性に合っているようで僕にしては長続きしている。長らくパソコンと過ごしてきたのだし相性もいいのかもしれない。最近はプログラミングだけしていたいと思ったりする。それでも世の中そんなうまくできておらず違うことが僕の前にコロコロと出てきて邪魔をする。難しいものだ。

 なにはともあれゴールデンウィーク謳歌したかった。どこかに行ったり、誰かと過ごしていたりする。そんな人が羨ましい。ただそれだけの僕の浅ましさなのだろう。

どうしても彼女が欲しい

 院生生活開幕失恋した僕ですが、新生活がはじまったらできるだけはやく彼女が欲しい、と考えていた。いやもちろん今現在も欲しいと思っている。

 しかしながら僕が惚れた娘は研究室が同じだったので、もう研究室で見つけるのは難しそうだ。そうすると大学内でとなるのだが、外部進学な上に小心者なのでかなりきつい。あらゆる繋がりを断ち切ってきた人生で最近気づいたのは、やはり繋がりというものの価値は計り知れない、ということだ。27歳まで気付かなかったのかよ、というのはもっともな指摘でぐうの音も出ない。

 こんな言い訳を並べていることこそ彼女ができない一因になってるのかもしれない。それでも彼女がどうしても欲しいので、マッチングアプリなるものに登録してみた。アプリ名は出すつもりはないが、2つに登録し6000円払った。まぁまだ僕でも払える額だ。マッチングアプリを知らない人のために簡単に説明すると、写真とプロフィールから気に入った人を探し、互いに気に入ったらアプリを介してメッセージのやり取りをできるものだ。少しおしゃれにいっているだけでただの出会い系である。

 そのアプリで数撃ちゃ当たる理論で活動していたわけだが、意外とメッセージのやり取りができている。さくらだなんだという意見はあるかも知れないが、この際それは問題じゃない。会話することでコミュニケーション能力を平均値まで持っていくことが今の僕の目的だ。高校3年生まではレールに乗って生きてきたが、大学受験に失敗し挫折後ニートを2年していた僕は著しくコミュニケーション能力に欠けているように思う。何人か人がいればベラベラ話せるが、一対一になると話題に欠け沈黙の時間を味わうことになる。これが女の子とならどうだろうか?もちろん好ましい状態だとは思えない。沈黙の時間も心地よく思える関係にまで発展していれば別の話だが。だからこそマッチングアプリでは多くの場合男性が会話をリードする必要があるので、僕にとってはとてもいい練習になっている。

 もっとも自由で多感な時期である18~21歳あたりで恋愛や失恋をすべきだと僕は思っている。しかし、僕はその時期をインターネットとゲームに費やしてしまい、そこで得たであろう能力に欠いている。それを補えば恋愛のスタートラインに立てるのではなかろうか。生きる速度を間違えた僕はスタートラインを越えれるようにアクセルを踏むしかないのだ。

初めての投稿

 院生になり新しい研究室に来て生きる速度を正していこうと思っていた最中に恋をしたが 、向こうには彼氏がいて僕の春は桜とともに散っていった。

 頭の悪いフレンズたちが「略奪!略奪!」と言っていたが僕にそんな度胸はなく、4月の初旬から中旬にかけてはメンヘラになっており、ヘラればヘラるほど良くないことを考えるもので、この悪循環を断つためにもなにかせねば、と思っていた。そこで学部時代の先生が「やばくなったら書いていけ」とおっしゃっていたのを思い出しBlogなるものをすることにした。

 今年度の目標は「外に出る」なので休日は極力外に出て色々なことを経験したいと思う。

 そんな経験のこと、研究室のこと、勉強のこと、昔のこと、思ったことなどを書いて自分の生きてきた速度を知ることが目標だ。

 さながら所信表明のようになったが、初の投稿はここまでにしようと思う。

 何の変哲もないBlogだが、もしこのBlogを読んでくれる人がいれば、感謝していることを知っておいて欲しい。